Case of the Week 2023/4/13


2023年4月13日、当院理学療法士の竹内雅史が、今年度第1回目のリハビリテーション科合同で行うCase of the weekで発表を行いました。
タイトル;「高齢者における心疾患術後せん妄の新たな予測因子の解明-脳灌流SPECTを用いた脳血流量評価-」
心疾患患者さんにおける術前フレイル評価の限界に対して、初めて、安静時検査のみで術後せん妄を予測する可能性について報告しました。各科の先生方よりご質問いただき活発な意見交換の場となりました。
今後、益々、高齢患者さんを対象とした手術が増加する中で、安静度制限のために運機能評価のリスクが高い方、骨関節疾患等で評価不能な方に対して、術後の機能予後を踏まえて、術前に治療法を選択する際の一つの判断基準となることが期待されます。

2023年04月21日