2023年度  ニュース一覧

ホームページ開設しました

この度、東北大学病院 リハビリテーション部のホームページを開設しました!

入院および外来の皆様、就職希望の方向けに東北大学病院ホームページよりも深堀した内容を載せております。
リハビリテーション室への経路、過去の業績や活動の他、採用情報についても載せておりますのでぜひご覧ください。

リハビリテーション部スタッフのリアルな活躍をどんどん発信していけたらと思っています!

今後はFacebookにて投稿していたニュースをホームページでも発信していく形となります。

どうぞよろしくお願い致します。

2023年04月03日

新入職員紹介 第1弾


2023年4月、リハビリテーション部に新しい仲間が入職しました!今回紹介する新スタッフは理学療法士2名です。整形外科・神経ユニットに配属された石川博明(いしかわ・ひろあき)さんとの千田涼人 (ちだ・りょうと)さんです。
石川さん(写真左)は、当院配属前はアメリカ ユタ大学整形外科に所属され、主に肩関節バイオメカニクスに関する研究をしており、国際的にご活躍していた方です!臨床における即戦力を担っていただく以外にも、留学先での経験をもとに他スタッフの指導や教育に関しても活躍が期待されています。
千田さんは(写真右)東北文化学園大学をこの3月に卒業され、当院では理学療法整形外科・脳神経疾患領域での診療に従事する予定です。大学病院という特性を生かしジェネラリストとして活躍できるPTになることを目標とし、当院に就職を決めてくれました。当院理学療法部門は中堅スタッフも多く、さまざまな専門分野で活躍しているスタッフが多く所属しています。各分野の先輩に習いつつ新人としてさまざまな経験を通し、理学療法士としての成長と活躍が期待されています。

今年度はほかに作業療法科にも新人2名が配属されておりますので、次回の更新時にご紹介したいと思っております。

2023年04月07日

新入職員紹介 第2弾


2023年4月、リハビリテーション部に新しい仲間が入職しました!今回紹介する新スタッフは作業療法士2名です。高中駿(たかなか・しゅん)さんと横内瞬汰(よこうち・しゅんた)さんです。
高中さん(写真左)は、入職前は東北大学大学院(博士課程前期)へ通われ、脳卒中患者における脳画像解析研究を経験。大学院卒業後、さまざまな疾患や領域の患者さんの作業療法に携わりたいと考え、当院に入職されました。臨床と研究を両立し、幅広い分野で活躍されることが期待されます。
横内さんは(写真右)山形県立保健医療大学を今年3月に卒業された新卒メンバーです。当院では作業療法士として多くの患者さんとの関わりや先輩たちからの指導を通じ、活躍が期待されます。

2023年04月14日

Case of the Week 2023/4/13


2023年4月13日、当院理学療法士の竹内雅史が、今年度第1回目のリハビリテーション科合同で行うCase of the weekで発表を行いました。
タイトル;「高齢者における心疾患術後せん妄の新たな予測因子の解明-脳灌流SPECTを用いた脳血流量評価-」
心疾患患者さんにおける術前フレイル評価の限界に対して、初めて、安静時検査のみで術後せん妄を予測する可能性について報告しました。各科の先生方よりご質問いただき活発な意見交換の場となりました。
今後、益々、高齢患者さんを対象とした手術が増加する中で、安静度制限のために運機能評価のリスクが高い方、骨関節疾患等で評価不能な方に対して、術後の機能予後を踏まえて、術前に治療法を選択する際の一つの判断基準となることが期待されます。

2023年04月21日

科研費採択


2023年4月1日、令和5年度科学研究費助成事業の交付内定がありました。当院リハビリテーション部では理学療法士の矢口春木、石川博明、作業療法士の佐藤亮太が研究代表者として新たに研究費を獲得いたしました(写真左から佐藤、石川、矢口)。今後の研究の進展が期待されます。

《新規課題》
基盤研究(C)
・矢口春木(研究代表者)
「変形性関節症者の3次元下肢骨格筋機能評価による疾患特異的特徴と歩行特徴との関係」

研究期間(年度)

2023-2025

基盤研究(C)
・石川博明(研究代表者)
・村木孝行(研究分担者)
「各年代の野球選手における肘外反ストレス増強メカニズムの解明」
研究期間(年度)
2023-2025

奨励研究
・佐藤亮太(研究代表者)
「心理学的アプローチによる乳癌術後肩関節可動域制限と破局的思考との関係性の解明」
研究期間(年度)
2023-2025


《継続課題》
基盤研究(C)
・関口雄介(研究代表者)
「日常生活の実環境下における脳卒中片麻痺患者の歩行障害のメカニズム解明」
研究期間 (年度)
2022-2025

基盤研究(C)
・遠藤佳子(研究代表者)
「語性失読の障害機序の解明と、それに基づいた訓練手技の開発に関する研究」
研究期間(年度)
2017-2023

若手研究
・新國悦弘(研究代表者)
「脳死肺移植における広域周波オシレーション法の有用性に関する研究」
研究期間(年度)
2020-2024

若手研究
・矢口春木(研究代表者)
「変形性膝関節症者の屋内・屋外環境下での膝関節にかかる負荷の相違」
研究期間(年度)
2020-2023

若手研究
・石川博明(研究代表者)
「腱板病変を有する患者の肩痛に関与する運動学的因子の解明とリハビリテーション応用」
研究期間 (年度)
2019-2023

2023年05月02日

救急カート説明会


2023年4月25日と27日に、リハナースである小泉裕子さんより、救急カートの物品に関する説明会が行われました。

患者の急変時に出番があるかも知れない救急カート、その中身がどの様になっているのか、日頃より点検と備品の補充をしていただいている小泉さんが主導となり、新入職者を中心にセラピスト達に丁寧に説明をしてくださいました。

救急カートのどこに何が入っているのか、何の目的か、どんな種類があるのか、知っているのと知らないのとでは1分1秒を争う緊急時の対応に違いが生じる可能性があります。

当日は実際の救急カートから物品を出し入れしながら、様々な状況や患者に対する対応を知り、セラピストからの疑問や不安にも回答してくれました。

『備えあれば憂いなし』 いざという時に対応できる事も医療従事者としての腕の見せ所ですね。

2023年05月19日

広報活動


当院リハビリテーション部では、当院広報室の方々からのご依頼とご協力をいただき、『自宅で簡単!エクササイズ&ストレッチ』として、運動を紹介・発信しております。
病院広報誌である『hesso』では、2016年8月発刊の第12号よりイラストやお写真で、またウェブマガジン『iNDEX』においては2021年9月より、運動の模様を動画で掲載していただいております。
現在最新の『hesso第37号』では四つ這い位で行えるお尻周りのトレーニングを、また『iNDEX』ではペットボトルを用いた二の腕を引き締めるエクササイズを、いずれも理学療法士の馬場健太郎が紹介しています。

『hesso第37号』
https://www.hosp.tohoku.ac.jp/outline/contents/publish.html

『iNDEX 東北大学病院ウェブマガジン』
https://www.hosp.tohoku.ac.jp/webmagazine/column/4621/

どちらも定期的に更新される予定ですので、是非ともご覧になり、実践してみてください。
※実践しても馬場の様な体型になる可能性は低いので、ご安心ください。

2023年06月02日

生理検査部 トランスファー講習会


2023年5月31日、当院理学療法士の田中香凜、馬場健太郎、千田涼人が生理検査部トランスファー講習会を行いました。

今回は生理検査センターの新入職員向けにトランスファーを行う際の注意点、環境のセッティング、患者さんのセッティング、基本の1人介助、ベッド上での寝返り動作、重症者向けの2人介助などの講義を行った後、実習形式で指導を行いました。

参加者の皆様からは、「正規の方法以外にその他の方法で楽にできる方法はないか」「腰を痛めないためにはどうすればよいか」などの質問が飛び交い、活発な意見交換の場ともなりました。

今回学んだ内容を生かし、患者様の安全な移乗に貢献できればと思います。

2023年06月09日

勉強会開催

 

2023年5月25日、当院作業療法室において、血液・免疫疾患に関する新人指導キャリアラダーと作業療法マニュアルに関する勉強会が行われました。

現在、作業療法室では、新入職員が様々な疾患の患者さんを円滑に担当していけるよう、マニュアルの充実に取り組んでいます。今回は、作業療法士の佐藤亮太が血液・免疫疾患の作業療法マニュアルと新人指導キャリアラダー作成を担当しました。

それぞれのスタッフからの建設的な意見に加え、新入職員ならではの質問もみられ、さらにマニュアルやキャリアラダーをブラッシュアップする良い機会となりました。

2023年06月15日

呼吸健康教室


2023年6月14日、仙台市福祉プラザ(仙台市青葉区五橋)において、呼吸器疾患を患っている市民向けの教室「呼吸健康教室」が開催され、当院理学療法士の新國悦弘が、「仰向けで行う運動~呼吸法とストレッチ体操」というテーマで講話および実技指導を行いました。

参加者の皆さんと一緒に、息切れの軽減や呼吸リズムを整えるための呼吸法と呼吸と関連した体幹の筋肉に対するストレッチ体操を練習しました。
当日は19名の方々が出席され、質問も多く、様々な気付きを得る場となりました。

今後とも地域の方々へ還元できるよう努めていきます。

2023年06月23日

肥満症総合治療セミナー


2023年6月17・18日、日本肥満症治療学会教育委員会の主催による「第14回肥満症総合治療セミナー」が東京で開催され、当院理学療法士の新國悦弘が「運動療法の基本」というテーマで講演を行いました。

肥満症治療に関わる医師、看護師、管理栄養士に対して「肥満症診療ガイドライン2022」の内容に加え、運動療法を実施する上での注意点やポイントについて解説しました。

また、セミナーに参加し外科治療や薬物療法、食事療法について最新の知見も得ることができ、今後のリハビリテーションに活かしていきます。

2023年06月28日

Case of the week 2023/6/13

 

 

2023年6月13日、当院作業療法士の佐藤亮太が、リハビリテーション科合同で行うCase of the weekで発表を行いました。

タイトル;「維持期脳卒中患者へのゼオマインによる痙縮治療と並行し外来作業療法を行った経験」

脳卒中後の痙縮に対してはボツリヌス療法を行う事が推奨されています。今回は、2020年に認可されたA型ボツリヌス毒素製剤ゼオマインによる痙縮治療と並行し、外来作業療法を行った経験について報告を行いました。各科の先生方からもご質問をいただき、活発な意見交換の場となりました。

2023年06月29日

第24回 日本言語聴覚学会

 

2023年6月23・24日、愛媛県松山市で開催された第24回日本言語聴覚学会にて、当院言語聴覚士の森山さや香が、「嚥下機能異常を会話から検出可能な診断用人工知能(A I)の開発ー健常者の構音評価ー」というタイトルで研究発表を行いました。

現在森山が研究開発に参加しているAIに用いられている音声データは、5名の言語聴覚士が様々な項目の評価を行っています。

今回は評価者間での信頼性や、評価のばらつきがみられた音や単語の特徴を検討し、報告しました。多数例のデータが必要となるAI研究ならではの知見であり、当日は活発な意見交換がなされました。
今後の研究や臨床場面に活かして参ります。

2023年07月05日

急変時対応


2023年6月19日~6月26日、リハビリ最中に患者様が急変したことを想定し、急変時対応演習が行われました。

本演習では各ユニット・部門ごとにTo doリストに沿って、リハナースへの連絡、スタットコール使用、病棟への連絡、院内救急への連絡、救急カート・ストレッチャーの準備などを実際に行いました。

演習後には、各ユニット・部門ごとに反省会も行われ、最良の方法を検討し合いました。

患者様に対して、対処できるよう、リハ部一同今後とも研鑽を重ねていきます。

2023年07月07日

第60回 日本リハビリテーション医学会学術集会


 

 

2023年6月29日から7月2日まで第60回日本リハビリテーション医学会学術集会が福岡で開催され、リハビリテーション部門長・理学療法士長の村木孝行が教育講演と市民公開講座での講演を行い、主任理学療法士の関口雄介が教育講演で講演を行いました。また、作業療法士の高中駿はポスター発表で発表を行いました。

村木孝行
【教育講演】
「投球障害肩に対する競技復帰に向けたリハビリテーション」
 投球障害のリハビリテーションについて、概論から、現場で行う具体的な評価方法からトレーニング方法までの体系的な手法を紹介しました。

【市民公開講座】
「すごく密な青春を守る!青少年の投球障害に対する予防的・治療的リハビリテーション」
 投球障害のリハビリテーションについて、一般の市民の方々向けに、概説を行った。また、ケガをしづらい中高生や、中高生の違いなど野球に関する若年者を話題とした疑問に、仙台育英高校の須江監督にインタビューしお答えを頂けた様子も発表の中で公開しました。



関口雄介
【教育講演】
「片麻痺歩行 研究室から臨床や生活の場へ」
 近年の歩行解析に使用されるウェアラブルセンサや深度カメラの検証について概説し、運動力学的データを算出できるアルゴリズムや私達の取り組みについて紹介し、未来の歩行リハビリテーションについて課題と方策を提案しました。


高中 駿
【ポスター発表】
「脳卒中患者の脳神経線維と運動観察および両手運動の運動効果の関係:DTI研究」
脳卒中患者に対する最適な介入法を同定するため、脳画像を用いて神経線維を評価し、介入法の効果との関係を検討しました。その結果、脳卒中後に残存する神経線維に応じて効果的な介入法が異なることを示しました。このことから、介入法を決定する際に脳画像評価をより積極的に行う必要性を強調しました。

各発表とも様々な職種の先生方からご質問をいただき、活発な意見交換の場となりました。ご質問頂いた先生方、ありがとうございました。

2023年07月11日

第19回 日本褥瘡学会東北地方会学術集会

 

2023年6月24日、東北大学医学部で開催された第19回 日本褥瘡学会東北地方会学術集会にて、当院理学療法士の蘓武倫絵が、「車椅子ラグビー選手に対する褥瘡管理の実際」というタイトルでシンポジストを務めました。

今回のテーマは「褥瘡のチーム医療を再考する」ということで、医師や看護師だけではなく、診療報酬改定に伴い、薬剤師や管理栄養士の介入も必要とされるようになりました。

多職種が集まり、チーム医療に関するディスカッションが活発に行われ、有意義な時間となりました。

 

2023年07月14日

日本スポーツ整形外科学会2023

 

2023年6月29日〜7月1日まで日本スポーツ整形外科学会2023が広島で開催され、当院理学療法士の高橋晋平がポスター発表を行いました。

ポスター発表
「矯正肢位でのリリースプッシュテストは投球障害肩と関係する:自然肢位と矯正肢位の比較」
投球動作において、肩の負担が少ない『矯正ボールリリース肢位』での筋力低下と投球障害肩との関連性が認められ、『矯正肢位』で筋力低下があると正しい位置で投げられず肩関節にストレスが生じる可能性が示唆されました。

今後さらなる研究の発展が期待されます。ご意見やご質問いただいた先生方、ありがとうございました。

2023年07月20日

第29回 日本心臓リハビリテーション学会学術集会


2023年7月15日・16日に第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会(パシフィコ横浜)が開催され、当院副理学療法士長の竹内雅史が指定シンポジストと口演座長を務め、当院理学療法士の相馬奨太が一般演題の口演発表を行いました。

竹内雅史
シンポジウム5 Frailtyと心臓血管外科手術
演題名:高齢心疾患患者において術前フレイルを捉える意義ー術後せん妄の合併および遠隔期予後との関連ー

相馬奨太
一般演題 口演4
演題名:姿勢変換の呼気ガス分析によるPAHとCTEPHの鑑別 ー肺動脈コンプライアンスを用いた検討ー

シンポジウムでは、各施設のフレイルを克服するための対応について貴重なディスカッションが行われました。
口演でも、対面での発表で活発な議論が交わされました。

なお、学会に参加登録されてる方は7月31日(月)正午よりシンポジウムセッションのオンデマンド配信が開始されますので、ご覧いただけたらと思います。

2023年07月28日

第28回 日本神経理学療法学会サテライトカンファレンス仙台


2023年7月23日に第28回 日本神経理学療法学会サテライトカンファレンス仙台が東北大学 星稜会館で開催され、当院理学療法士主任の関口雄介が集会長を務め、集会長講演として「脳卒中片麻痺患者の歩行の自立に向けて」という題の講演を行いました。

カンファレンスでは、3人の先生方に、生体力学的観点や認知的観点から片麻痺歩行の不安定性についての知見をご講演頂き、更に歩行の不安定性における実際の評価手法についてもご講演頂きました。
最終のシンポジウムでは対面とオンライン含め活発な討議が行われ、片麻痺歩行の安定性について様々な違った視点から学びや気づきを得ることが出来たカンファレンスになったかと思います。

当日は対面で70名、オンラインで397名の方に参加いただきました。ご参加された皆様、講師の先生方、準備に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

2023年08月02日

新入職者歓迎会


 

2023年7月12日に今年度のリハビリテーション部新入職者の歓迎会が、約3年ぶりに開催されました。当日は部長、技師長からのメッセージや新入職者の方々からの出し物もあり、節度は守りつつも、賑やかな会となりました。業務の場面だけではなかなか難しい、スタッフ間の貴重な交流の場ともなりました。
今後も部門一同、よりよい診療に邁進して参ります。

2023年08月04日

宮城県理学療法士会主催 講演会


2023年7月27日、仙台市市民活動サポートセンター(仙台市青葉区一番町)において、宮城県理学療法士会主催(運営:国際交流・支援等委員会、E-nudge委員会)の講演会が開催されました。当院理学療法士の石川博明が、「整形外科・スポーツ理学療法の実践と研究留学までの歩み」というタイトルで講演を行いました。
当日は現地とオンラインのハイブリッド形式で行われ、約60名の参加者と交流しました。
アメリカ留学に至るまでの経緯や、アメリカと日本の診療スタイルの違いなどを中心に講演し、海外挑戦への素晴らしさや葛藤などもリアルタイムにお話しさせていただきました。


今後も整形外科・スポーツ理学療法の臨床、研究を発展させるとともに、海外留学を目指す方々をサポートできるよう努めていきます。

2023年08月08日

Sports Medicine Forum TOHOKU 講演

2023年7月28日、 Sports Medicine Forum TOHOKU(スポメド)が「ACL損傷のトリセツ」をテーマにハイブリッドにて開催され、当院理学療法士の矢口春木が「ACL損傷の術後リハビリ」について講演いたしました。
ACL損傷のモデルケースにおいて、Biopsychosocial Model を踏まえて、機能面だけでなく心理面や社会面へのアプローチ方法、一人の選手のケガからチームへ波及する障害予防とパフォーマンス向上への取り組みについて言及いたしました。本講演により医師と連携をとりながら、より良い診療提供に努めるスタッフが増えることを願います。

2023年08月18日

取材を受けた記事が掲載されました!

当院でのウェルビーイングに関する取り組みについて日経メディカルに当院理学療法士長である村木孝行の取材記事が掲載されました。
ウェルビーイングは、「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」と定義されています。医療者の幸福度が高いことがより良い医療の提供につながります。
東北大学病院でのウェルビーイングの取り組みをどのように行っているか、また村木理学療法士長が助成を受けた感想などが記事に記載されています。

 

 

会員登録とログインが必要となっておりますが、こちらのURLから閲覧できます。せひご一読ください。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t301/202307/580537.html

2023年08月25日

広報活動

当院リハビリテーション部では、当院広報室の方々からのご依頼とご協力をいただき、『自宅で簡単!エクササイズ&ストレッチ』として、定期的に運動の紹介・発信をしております。
今回は理学療法士の田中香凜がウェブマガジン『iNDEX』にて、『スクワットの効果的なやり方』をご紹介しております。

皆さまのスクワット方法を見直す機会になれば幸いです、どうぞご覧ください。

『iNDEX 東北大学病院ウェブマガジン』
https://www.hosp.tohoku.ac.jp/webmagazine/column/4907/

2023年08月31日

東北大学病院バックヤードツアー!

 

2023年9月2日(土)、東北大学病院バックヤードツアーが当院広報室主催で4年ぶりに開催されました。当部からは、理学療法士の吉田信哉、田中香凜、千田涼人、作業療法士の安宅航太、言語聴覚士の松村邦也の5名がリハビリテーション部のツアーを担当いたしました。

 

本イベントは、多職種連携のもと高度で安全な医療の提供に努めていることを伝えるとともに、地域における大学病院の役割の理解や医療への興味・関心を促すことを目的に開催されているものです。当日は、小学生・中高生の29人にご参加いただき、バランス測定や握力測定、嚥下力測定などを通してリハビリテーションの世界を存分に見学・体験していただきました。普段目にすることのない医療現場を見た小学生・中高生からは活発に質問が飛び交い、とても充実した時間を過ごしている様子でした。ご参加いただいた方々に感謝を伝えるとともに、医療やリハビリテーションについて興味・関心を持っていただけましたら幸いです。

 

本イベントは今後も年1回のペースで開催予定であり、来年度の開催を心待ちにしていただけたらと思います。

2023年09月07日

タウンミーティング(脳卒中)

 

令和5年度宮城県脳卒中・心臓病等総合支援センター事業である第1回タウンミーティング「備えよう!脳卒中」in大河原が2023年7月29日にえずこホールで、第2回タウンミーティング「備えよう!脳卒中」in仙台が8月27日にフォレスト仙台にて開催され、リハビリテーション部主任理学療法士の関口雄介が「脳卒中に関連するリハビリテーション」について講演を行いました。

本タウンミーティングでは、医師、薬剤師、栄養士、理学療法士がそれぞれの立場から講演を行いました。この様な講演を通じて、脳卒中発症前の予防の大切さや予防の具体的方策(食事、薬の服用、運動)、脳卒中後のリハビリテーションの重要性を市民の皆様にお伝えさせて頂きました。今後も、このような機会を通じてリハビリテーション専門職の立場から脳卒中予防やリハビリテーションの重要性について啓蒙に努めて参りたいと思います。

2023年09月14日

CPR研修参加‼

 


9月8日、当院における職員を対象としたCPR研修にリハビリテーション部の作業療法士高橋久美子、安宅航太、高中駿、横内瞬汰、理学療法士の千田涼人の5名が参加してきました。人形やトレーニング用のAEDを用い、心停止を想定した対応について最新のガイドラインの学習と実技訓練を行いました。患者様の有事の際には、あるいはプライベートの場面でも、適切な行動がとれるように今後も研鑽を続けていきます。

2023年09月21日

病棟勉強会


2023年8月31日、当院東12階の看護師を対象とした「体位ドレナージ」に関する勉強会が開催され、当院作業療法士の宍戸祐介と理学療法士の吉田信哉が講師として参加しました。

一般的な基礎知識から病棟特有の疾患に合わせた講義とポジショニングを含めた体位ドレナージの実技も行いました。

参加者の皆様からも質問いただき互いに理解を深める良い機会となりました。

2023年09月26日

ICSET・ICSES 2023

 

2023年9月5日-8日、イタリア(ローマ)でICSET・ICSES 2023(国際肩肘関節学会・国際肩肘関節セラピスト学会)が開催され、当院理学療法士長の村木孝行、理学療法士の石川博明が参加しました。

【村木孝行】
 Keynote address(基調講演):「Comprehensive management of throwing injuries in shoulder & elbow joints」
 口述発表①:「Characteristics of shoulder motion in baseball players with thoracic outlet syndrome symptoms」
 口述発表②:「Usefulness of a novel physical examination “release push test” for throwing shoulder injury」
 座長:Free papers「Shoulder assessment」

【石川博明】
 口述発表①:「Is pain during arm elevation caused by subacromial impingement in patients with rotator cuff tears? 」
 口述発表②:「Characteristics of the upper and lower extremity muscle strength in high-school baseball pitchers with and without throwing-related shoulder and elbow injuries」
 座長:Free papers「Shoulder management 2」

基調講演では、投球障害肩・肘に対する保存療法についてレクチャーし、各国の理学療法士と意見交換を行いました。
口述発表では、当院から4演題を発表し、活発な議論が交わされました。

本学会は3年に一度開催されており、次回は2026年にカナダ(バンクーバー)で開催される予定です。

 

2023年09月29日

第21回日本神経理学療法学会学術集会

2023年9月5日-8日、横浜のパシフィコ横浜会議センターで第21回日本神経理学療法学会学術大会が開催され、当院主任理学療法士の関口雄介が参加いたしました。

 教育講演:「歩行障害Ⅱ 歩行障害の臨床症状とメカニズム-運動制御編」
 口述発表:「iPadProⓇの深度センサを用いた脳卒中片麻痺患者の歩行測定の信頼性」
 座長:共催シンポジウム1「私はこのように実践する ―脳卒中片麻痺例への装具・物理療法」

教育講演のセッションでは、脳卒中患者の歩行障害について生体力学的視点から概説いたしました。また、口述発表では、タブレットで歩行評価の信頼性の検証をテーマに発表し、活発な議論が交わされました。座長を務めさせて頂いた共済シンポジウムでは、長下肢装具を使用した装具療法や電気療法、振動刺激に関する物理療法をテーマとして議論が行われ、臨床的視点から様々な意見が出され、充実したシンポジウムとなりました。

2023年10月06日

学位取得


2023年9月25日、当院理学療法士の相馬奨太が東北大学大学院 医科学専攻 医学系研究科 循環器内科学分野を修了し、修士号(医科学修士)を授与されました。
現在、論文投稿に向け励んでおり、今後もさらなる活躍が期待されます。


以下、相馬の言葉です。
研究にご協力いただいた諸先生方に感謝申し上げます。
大学院進学にご協力いただいたリハビリテーション部の皆様もありがとうございました。

2023年10月13日

書籍執筆

 

当院理学療法士の石川博明、理学療法士長の村木孝行が分担執筆した書籍が発刊されました。これらの書籍では、変形性肩・肘関節症患者に対する理学療法について解説しています。
欧米と比べて、日本での変形性肩・肘関節症の発生頻度は少ないことが知られています。治療経験が少ないこともあり、リハビリテーションの効果については未だ不明な点が多く、今後の発展が期待される分野であります。

(1)ISAKOS Book: Shoulder Arthritis across the Life Span From Joint Preservation to Arthroplasty
「PartⅠ 1.Physical Therapy and Exercise to Increase ROM and Decrease Pain」

(2)月刊関節外科10月増刊号(Vol.42 2023):変形性関節症の最新の治療戦略
「変形性肩・肘関節症に対するリハビリテーション」

2023年10月18日

タウンミーティング(心臓病)


令和5年度宮城県脳卒中・心臓病等総合支援センター事業である第3回タウンミーティング「備えよう!心臓病」in 大崎が2023年9月9日にパレットおおさきで、第4回タウンミーティング「備えよう!心臓病」in仙台が10月8日にフォレスト仙台にて開催され、当院リハビリテーション部副理学療法士長の竹内雅史と辻村淳が「心臓病に関連するリハビリテーション」について講演を行いました。

本タウンミーティングでは、医師、薬剤師、栄養士、理学療法士がそれぞれの立場から講演を行いました。この様な講演を通じて、心臓病発症前の予防の大切さや予防の具体的方策(食事、薬の服用、運動)、心臓病予防のためのリハビリテーションの重要性を市民の皆様にお伝えさせて頂きました。

今後も、このような機会を通じてリハビリテーション専門職の立場から心臓病に対するリハビリテーションの重要性について啓蒙に努めて参りたいと思います。

2023年10月20日

【論文公開】

当院作業療法士の安宅航太が共同執筆した論文がJournal of Cerebral Blood Flow & Metabolism(impact factor;6.597)に掲載されました。

DOI:https://doi.org/10.1177/0271678X231202594

「Randomized placebo-controlled trial of CL2020, an allogenic muse cell–based product, in subacute ischemic stroke」

Kuniyasu Niizuma , Shin-Ichiro Osawa, Hidenori Endo, Shin-Ichi Izumi, Kota Ataka, Akihiro Hirakawa, Masao Iwano and Teiji Tominaga


Muse細胞は内因性の多能性幹細胞であり、静脈注射後、損傷した組織に選択的にホーミングし、分化によって損傷した細胞や失われた細胞を補充することができる特徴を持つ幹細胞です。今回我々は、世界初となるこの幹細胞治療の無作為化二重盲検プラセボ対照試験を35名の脳梗塞対象者(介入群25名、対照群10名)に実施しました。その安全性と効果検証を行った結果、亜急性虚血性脳梗塞患者に対して有効な治療法である可能性を示しました。

特に我々リハビリテーション職として注目したいところは、上肢のFugl meyer Asessmentにおいて、介入群が対照群より有意に改善を示したということです。今後の脳卒中治療にとって非常に大きな一歩となることが期待されます。

オープンジャーナルとなっておりますので、ぜひご一読下さい!

尚、今回のMUSE細胞治験には当部の他スタッフや大学院生も研究データ収集として貢献しました。

(以下順不同、すでに退職しているスタッフも含む)
理学療法士:辻村淳、関口雄介、本田啓太、小丹晋一、高橋晋平、蘓武倫絵、和地泰彦、佐々木明子、鈴木栄三郎
作業療法士:佐藤亮太、宍戸祐介、上村謙弥

2023年10月27日

第50回日本肩関節学会学術集会・第20回日本肩の運動機能研究会

 

 

2023年10月13日-14日、東京で第50回日本肩関節学会学術集会、第20回日本肩の運動機能研究会が開催され、当院理学療法士長の村木孝行、理学療法士の石川博明、高橋晋平が参加しました。

【村木孝行】
口述発表:肩の運動機能研究会 一般口演5 投球障害
「投球障害の病態によって肩周囲アライメントの所見が異なる」
座談会:肩の運動機能研究会 座談会3
「日本肩の運動機能研究会のあゆみと今後の展望」
座長:肩の運動機能研究会 教育研修講演
座長:肩の運動機能研究会 一般口演11 基礎研究

【石川博明】
口述発表①:日本肩関節学会 一般口演13 腱板断裂5
「腱板断裂患者の痛みは肩峰下インピンジメントに起因するのか?」
口述発表②:肩の運動機能研究会 主題1 投球障害肩における治療ターゲット
「投球障害を有する高校野球投手はどの筋力が低下しているのか?」
教育研修講演:肩の運動機能研究会
「肩関節の理学療法評価」
座長:肩の運動機能研究会 ポスター1 腱板断裂1

【高橋晋平】
口述発表:肩の運動機能研究会 一般口演5 投球障害
「胸郭出口症候群を有する野球選手の第一肋骨挙上と関連機能の検討」

口述発表では、当院から4演題を発表し、活発な議論が交わされました。また、村木は日本肩の運動機能研究会のこれまでのあゆみと今後の展望について、パネリストとともに座談会形式で意見を交換しました。さらに、石川は教育研修講演で肩関節の理学療法評価についてレクチャーしました。
本学会および研究会は毎年開催されており、次回は2024年に京都市で開催される予定です。

2023年11月01日

【研究会講師、パネリスト】


2023年10月15日に東北摂食嚥下リハビリテーション研究会、第18回研修会が仙台国際センターで開催され、当院言語聴覚士の森山さや香が看護部門分科会の講師、パネリストとして参加しました。

当日は「地域で暮らす誤嚥性肺炎の食支援 〜どう支えていく?他職種連携〜」をテーマに、対象者の地域への復帰を目指した言語聴覚士の介入について発言し、会場参加者との活発な意見交換が行われました。

今後もこうした他職種との意見交換の機会を通じて研鑽を積んでいく所存です。

2023年11月08日

総合せき損センター見学

 

 

 

 

【総合せき損センター見学】

2023年10月20日、当院リハビリテーション部理学療法士蘓武倫絵、作業療法士安宅航太、言語聴覚士森山さや香が、当院の救急救命センター医師、看護師らとともに福岡県の総合せき損センターを病院見学させていただきました。

当院救急救命センターには頸髄損傷を原因に入院される方もおります。この疾患は四肢の運動麻痺に加え呼吸機能の低下によるコミュニケーションの障害、さらに他にも様々な症状を呈するため集学的な介入が必要です。特に高位頚髄損傷者は人工呼吸器が必要な場合もあり,その離脱訓練や自宅復帰が難渋する場合もあります。総合せき損センターは、脊髄損傷患者の専門病棟を持ち,脊損患者に対して高度で専門的な治療やリハビリ、ケアをされている病院です。今回は医師をはじめとした医療チームで病院見学をさせていただき、主に高位頸髄損傷者の呼吸管理や呼吸器離脱訓練、排痰法,コミュニケーション支援方法、離床プロトコルを勉強させていただきました。そのほかにもADL訓練や筋力トレーニングの工夫,環境調整や福祉用具の選定、利用方法など様々なことを学ばせていただきました。

当院の医師、看護師らと共に様々な知識を共有することができ、協力体制についても検討しながら非常に盛り上がった見学となりました。当院でも今回の経験をもとに、高位頸髄損傷者へのチームアプローチに活かして参りたいと思います。
今回の見学を快く受け入れてくださり,ご多忙の中対応くださった総合せき損センターのスタッフの皆様へ深く感謝申し上げます。

2023年11月09日

雑誌執筆活動

 

当院理学療法士の石川博明が分担執筆した書籍が発刊されました。

日本医師会雑誌 第152巻・特別号(2)「リハビリテーション診療update」

Ⅱ章 診断・評価「画像診断」を担当し、リハビリテーション診療における超音波エラストグラフィを用いた臨床評価について解説しました。
近年、超音波エラストグラフィは日常診療にも広く普及しつつあり、組織の硬さや深層筋の筋活動を評価する上で非常に有用なデバイスであります。

2023年11月15日

勉強会(論文紹介)開催!

【勉強会開催】


2023年11月16日、当院作業療法室において論文紹介「Randomized placebo-controlled trial of CL2020, an allogenic muse cell-based product, in subacute ischemic stroke」の勉強会が行われました。今回の担当者は作業療法士の安宅航太です。
本論文は、先日公開されたMuse細胞治験に関する論文です。世界初のMuse細胞治験であり、マスメディアでも大きく取り上げられられていました。今回の治験の主要評価項目は安全性とその効果であり、結果的には、Muse細胞製剤を投与した患者群において大きな有害事象なく経過しただけではなく、ADLや上肢機能の大幅な改善が認められました。

Muse細胞治療はまだまだ研究の段階ではありますが、未来の脳梗塞の治療薬として期待されております。当院のリハスタッフとして、新薬の登場にも対応し、リハビリテーション介入と掛け合わせて更なる効果を引き出せるよう、準備、研鑽を積んでいきます。

2023年11月20日

第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会

 

2023年11月11日-12日、横浜で第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会が開催され、当院理学療法士の矢口春木、阿部允哉が参加しました。

第34回 日本臨床スポーツ医学会学術集会 (パシフィコ横浜ノース)

【矢口春木】
「育成世代のサッカー選手とバスケットボール選手による動的バランス能力と前距腓靱帯損傷の相違」 口述発表
育成世代において、前距腓靱帯損傷は、バスケットボール選手の方がサッカー選手に比べ多くみられました。
動的バランス能力と前距腓靱帯損傷、競技との関係は、競技間のみ有意差がみられ、競技特性による影響が考えられました。
競技特性を踏まえた身体的特徴や前距腓靱帯損傷に関連する因子を解明し、育成世代の障害予防、続発する慢性足関節不安定症の予防を行うことが重要であると考えます。

【阿部允哉】
「野球選手の第一肋骨と側方リーチ外転筋力の関係について」 口述発表
野球選手において、投球側の第一肋骨が挙上している選手は、非投球側へ側方リーチし投球側に体幹側屈させた時に、外転筋力の低下が認められました。
非投球側リーチで肩外転保持するためには、投球側の腹斜筋群の求心性収縮と肩外転筋力が協調して発揮することが必要であるため、第一肋骨挙上群において協調して肩外転筋力が発揮できず、野球動作において両肩外転時に体幹の反対側側屈が伴いやすいことが考えられます。
野球の競技を考えると、肩外転時のコッキングにおいて、体幹の反体側側屈が伴うと肋鎖間隙の狭小化や肘下がりが生じやすい可能性が示唆されました。

2023年11月24日

ICU勉強会

 


2023年11月15日ICUにて、当院理学療法士の相馬奨太と吉田信哉がベルト電極式骨格筋電気刺激法(Belt electrode - Skeletal muscle Electrical Stimulation : B-SES)の講義と実技指導を行いました。
禁忌や適応、刺激強度、電極の巻き方など患者様の病状や状態を想定した説明を行い、その後実際に電気刺激を体験していただきました。

安静度制限のある患者様の筋力維持目的として医師や看護師と相談しながら使用し、早期離床できるよう努めていきたいと思います。

2023年11月28日

セミナー開催


11月17日(金)に当院理学療法士矢口春木が整形外科リハビリテーション学会の11月定例会(オンライン)にて、「アキレス腱断裂後のリハビリテーション展開」の題でレクチャーをしました。

アキレス腱断裂は、レクリエーションレベルから競技レベルでのスポーツ場面に多い疾患の一つです。修復腱への負荷をどのように考え、リハビリテーションを展開していくかについて、お話をしました。アキレス腱断裂後のリハビリテーション は、矢口の研究テーマの一つであり、修士・博士課程でも取り組みましたが、まだまだ探求が必要なことは多々あるとのことです。
参加された方々にも有意義な場になり、今後の臨床の糧になれば幸いです。

2023年12月01日

【学会発表】


2023年10月28.29日に仙台市で開催された第47回高次脳機能障害学会にて、当院言語聴覚士の森田亜由美が「左側頭葉病変による漢字の失書の発症機序一内省も含めた検討一」というタイトルで研究発表を行いました。
本報告では左側頭葉腫瘍摘出術後に漢字の読み書きの障害を呈した症例について、書字の際の誤反応の内容や本人の内省に着目して分析を行い、同部位の損傷後に生じる書字の障害の発症機序について考察を行いました。日々の臨床の中から得られた重要な知見であり、当日は活発な意見交換がなされました。こうして得られた知見を今後の臨床場面に活用して参ります。

2023年12月08日

放射線技師フレッシャーズセミナー講師



2023年11月26日に宮城県放射線技師会主催フレッシャーズセミナーにて、当院理学療法士の小丹晋一、吉田信哉、千田涼人、作業療法士の横内瞬汰が、実際のレントゲン室やCT室内における移乗動作について指導しました。フレッシャーズセミナーは臨床1~2年目の放射線技師を中心とした勉強会で、当日は22名の放射線技師にご参加いただきました。

資料をもとに、1人介助におけるポイント、2人介助におけるポイントを説明した後、実際に実技指導を行いました。実際に実技実習を行うと、普段の何気ない移乗動作の中にも意識するポイントがたくさんあることを再確認させられたようで、あっという間に時間が経過してしまいました。最後には質疑応答の時間も設定し、参加者からは「円背の患者様を上手く立たせるにはどうしたらいいか」「膝ロックを上手く行うためにはどうすればよいか」「端坐位経由ではなく、直接撮影台に背臥位にさせるためにはどうすればよいか」などの日々の臨床現場に即した質問が活発にあげられました。また参加者の感想として「患者さん役を通して移乗される側の気持ちも知ることができた」「細かいポイントを教えていただき勉強になった」などがありました。

今回のセミナーを通して、患者さんの安全な移乗に貢献できれば幸いです。ご参加いただいた放射線技師さんの方々、ありがとうございました。

2023年12月15日

第8回日本心臓リハビリテーション学会 東北支部地方会

 


2023年12月10日(日)に盛岡市(いわて県民情報交流センター アイーナ)で開催された第8回日本心臓リハビリテーション学会東北支部地方会にて、理学療法副士長の辻村淳が「シンポジウム:東北地方の心リハの現状と更なる普及に何が必要か~多職種の視点から~」においてシンポジストとして発表しました。また理学療法副士長の竹内雅史が「長期の待機期間を経て心臓移植術に至った一例~フレイルに着眼した運動処方の検討~」のタイトルで演題発表を行いました。
宮城県の代表として県内の連携の在り方、および、外来心リハの再開に向けて、他県のシンポジストと活発なディスカッションを行いました。今後、当院だけではなく、東北地区の循環器診療の運営に活かして参ります。

2023年12月20日

第33回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会

 

 

2023年12月1日-2日に仙台国際センター(宮城県仙台市)にて,第33回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会が開催されました。

 当院理学療法士の新國悦弘が事務局長として会の準備に携わり,ポスター発表の座長を行ったほか,一般演題,シンポジウムで発表をおこなってきました。

【一般演題(口述発表)】
「移植前の胸郭変形が肺移植後の経過へ及ぼす影響」
 肺移植前の胸郭変形は,肺移植後の周術期合併症および長期予後へ及ぼす影響を調査しました。胸郭変形を合併した肺移植患者は,合併していない患者と比較すると,移植後に容量減少術や二期的閉胸術,気管切開術などの処置を多く要しましたが,長期予後(生存期間)には差を認めない結果となりました。

本発表は,優秀演題賞に選出されました。

【シンポジウム】
テーマ:新型コロナウィルス感染症のパンデミックの教訓
「新型コロナウィルス感染症のリハビリテーション」
 2023年5月8日より,新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は5類感染症へ移行しました。その間,厚生労働省は,診療の手引きを第10版まで改訂を重ね,それに伴い医療現場では多くの変化と対応が求められていました。
 当院リハビリテーション部は2020年9月より,COVID-19患者に対する呼吸リハビリテーションを本格的に開始しました。その開始するまでの経緯や,呼吸リハビリテーションを行う上での当院での工夫,そこで得た”教訓”を発表しました。

 

当日は多数の医療関係者が会に参加され、活発な意見交換となり、盛況に終わりました。

2023年12月22日

情報伝達会

 

2023年11月30日、当院リハビリテーション部と救命救急センター合同で情報伝達会を行いました。

こちらの情報伝達会は2023年10月20日に福岡県総合せき損センターを見学させていただいた時のものです。
総合せき損センターは脊髄損傷患者の専門病棟を持ち、脊損患者に対して高度で専門的な治療やリハビリ、ケアをされている病院です。当院リハビリテーション部と救命救急センタースタッフで高位頸髄損傷者の呼吸管理や呼吸器離脱訓練、排痰法、コミュニケーション支援方法、離床プロトコルなどを勉強させていただきました。


伝達会では理学療法士の蘓武倫絵、作業療法士の安宅航太より高位頸髄損傷者の急性期における呼吸器管理やせき損センターの施設概要について、また言語聴覚士の森山さや香より言語聴覚士視点での脊損患者との関わり方について発表いたしました。
救命救急センターからは病院見学に参加した看護師を中心に頸髄損傷者のケアやスクイージングの実技指導などを行っていただき、様々な知識を共有することが出来ました。
今回の経験を活かして、高位頸髄損傷者へのチームアプローチに活かして参ります。

2023年12月28日

東北大学病院HPトップページリニューアル


2024年1月1日、東北大学病院ホームページのトップページがリニューアルされ、当院理学療法士スタッフがモデルを勤めました。

下記東北大学病院ホームページのURLです!

https://www.hosp.tohoku.ac.jp/

 


東北大学病院は、最先端の医療技術を追求する国の期待を背負った医療機関であり、リハビリテーション部では患者に寄り添う医学、治し支える医療の実践に努めています。
このHPリニューアルでのワンカットは、当院広報室の方々が入念事前準備をしていただき、上記の想いを形にしてくださった一枚になっています。改めてトップページを見直してみると、医療専門家集団の一員として東北の皆様により良い医療を提供する責任を再認識でき、より一層身の引き締まる想いでした。

本年も東北大学病院リハビリテーション部をよろしくお願いいたします。

2024年01月05日

島根大学医学部附属病院への見学

 

 


2023年12月20-21日、当院理学療法士の坪田毅主任と馬場健太郎が、島根大学医学部附属病院リハビリテーション部門の見学をさせていただきました。
部門長である江草典政先生、理学療法士主任である道端ゆう子先生より、組織やチーム作り、人材育成、運営マネジメント等々のお話を、そして実際に行われている臨床場面、チームとしての取り組み等々も拝見し、大変多くのことを学ばせていただきました。
他院と比較することで、当院の課題がより明瞭となり、より良い医療の提供を行うためにどの様なことが大切なのか、我々セラピストに何が出来るのか、理解が深まった様に感じます。
また、この見学内容の伝達会を2024年1月10日に行い、多くのスタッフが参加し、刺激を得た様でした。
学びで得たことを活かし、より良いリハビリテーション部を目指していきたいと思います。
ご多忙の中で大変丁寧にご対応していただいた江草先生、道端先生をはじめ、島根大学さんの多くの先生方に、この場をお借りして感謝申し上げます。

2024年01月11日

【職員送別】

当院リハビリテーション部言語聴覚士の白倉志保さんが退職されました。

以下は白倉さんからのコメントです 。

 

「この度、一身上の都合により退職することとなりました。

2012年9月から勤務し11年間、たくさんの皆様にお力添えをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます」

 

白倉さんは主に聴覚・小児領域の臨床業務や研究、聴覚支援学校との連携など院内外の枠を越えて活躍されました。 お別れにあたっては寂しい気持ちもありますが、白倉さんの新しい門出を心からお祝い申し上げます。

11年間大変お疲れさまでした。

2024年01月19日

Case of the week; 症例発表


2024年1月9日、当院理学療法士の成田徹平が、リハビリテーション科合同で行うCase of the weekにて症例発表を行いました。
タイトル;「がん患者におけるQOL評価〜日本語版EQ-5Dを用いて〜」
がん患者においてQOLの改善が重要な課題であるとされている中で、これまで用いられてきたQOL評価は質問数が多く敬遠されがちでした。そこで質問数が少なく臨床において簡便に評価ができる“EQ-5D“を用いて新たな視点からみたがん患者の症例について報告いたしました。
当日は活発な質疑応答が行われ、がん患者におけるQOL評価の一助となる有意義な症例検討会となりました。

2024年01月25日

新入職員紹介

 

 

2024年1月、リハビリテーション部に新しい仲間が入職しました!

今回紹介する新スタッフは言語聴覚士1名で、福士竜都(ふくし・りゅうと)さんです。
福士さんは、入職前は『医療法人 真生会 霞ヶ関南病院』に勤務され、主に構音・嚥下障害、高次脳機能障害のリハビリテーションに従事されておりました。
当院では小児領域と聴覚領域へのリハビリテーション介入に意欲的であり、現在は耳鼻咽喉・頭頸部外科の外来患者への対応・介入から精力的に行っており、少しずつ業務や他の領域にも慣れていただけることと思います。
1月30日には2024年の新年会も兼ねて福士さんの歓迎会が行われ、余興もあり、盛大に盛り上がりました。
「皆さんを元気に出来る様に頑張ります!」という見事な意気込みもあり、体躯も大きな理学療法士の様な言語聴覚士ですが、今後の活躍が期待されます。

2024年02月01日

第27回宮城県理学療法学術大会


 

2024年2月4日、第27回宮城県理学療法学術大会が東北文化学園大学(仙台)で開催され、主任理学療法士の関口雄介が研究発表を、理学療法士の千田涼人がフレッシュマンセッション(運動器)にてそれぞれ口述発表を行いました。

関口雄介
「機能障害特性による脳卒中片麻痺歩行の体幹姿勢の違い」
本研究では、脳卒中片麻痺患者の歩行中の体幹姿勢と体幹に関する機能障害の指標から分類を行い、機能障害による歩行中の異常な体幹姿勢の特性を明らかにしました。結果として、患者は4つの群に分類され、各群は運動機能、視空間認知、体幹機能により異なる体幹姿勢を示しました。これらの結果は、脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションにおける体幹姿勢の理解を深め、具体的な治療法や介入の開発に役立つ可能性があります

千田涼人
「多要因により右膝関節伸展制限を生じた右人工膝関節置換術後症例の理学療法」
右人工膝関節全置換術後に膝伸展可動域拡大に難渋した症例を経験しました。その要因について、病態重複、術前膝伸展制限の存在などに着目し、より良い軟部組織評価やアプローチ方法を検討しました。

各発表ともフロアから活発にご質問をいただきました。ご質問頂いた先生方、ありがとうございました。

2024年02月16日

バレンタインデー


2月14日はバレンタインデーでした。
今年も院内各所からリハビリテーション部にバレンタインデーのチョコレートをいただき、感謝申し上げます。
リハビリテーション部一同、大変よろこんでおり、おいしく頂きました。
早くもホワイトデーの話題で熱を帯びているところで、各部署との連携の重要性を身にしみて感じているところであります。
今後ともリハビリテーション部をどうぞよろしくお願いします!来年もチョコレート貰えるように頑張ります!



2024年02月20日

救急救命センター向け勉強会


 

理学療法士の矢口春木が、救急救命センター看護師向けに、ベッドサイドリハビリテーションという題目で勉強会を実施しました。安静度別にリハビリテーションの内容をお伝えしました。

<ベッド上臥位>
関節可動域練習(ケアに必要なROMの確認と、関節の動かし方について)、ポジショニング(より機能的な肢位の説明)
<ヘッドアップ座位>
PT矢口が考案した、様々な効果が期待できるヘッドアップ姿勢の紹介
(褥瘡予防+人工呼吸器関連肺炎予防+気道クリアランス+下側肺障害予防を兼ねることができる10度斜位からの30度側臥位でのヘッドアップ姿勢)
<端座位>
・離床に向けた基本動作介助量の推測を臥位で行う身体機能評価の紹介
・起き上がり⇒端座位への介助量軽減の工夫
<立位、歩行>
・立位、歩行に必要な身体機能の評価
・歩行自立度の参考となる立位バランステスト(SIDE:The Standing test for Imbalance and DisEquilibrium)の紹介

病棟看護師とリハビリテーションスタッフともに、共通の言語や評価、介入をすることで、より早期からの有効なリハビリテーションの提供ができることが可能となります。
当院リハビリテーション部は、他部門・他部署との連携を積極的に行っています。

2024年03月04日

【職員送別】

 

2024年2月26日、当院リハビリテーション部技師長であり理学療法士の村木孝行(むらきたかゆき)さんが年度末で退職の運びとなり当院リハビリテーション室にてハイブリッド送別会が開催されました。
村木さんは2009年に採用となり、以降整形ユニットのエースとして臨床を行う傍ら様々な論文執筆や学会発表、講演会などに尽力され、国際的にも活躍されてきました。退職される3年前には技師長にも抜擢、昇進し、リーダーシップを大きく発揮され組織改革や教育、チームビルディングなどに注力くださいました。

以下退職される村木さんからのコメントです。

『東北大学病院に入職して15年間、技師長として3年間皆様に大変お世話になりました。大学病院の役割を踏まえて、より良いリハビリテーション医療が提供できるよう努めてまいりました。まだまだ道半ばではありますが、素晴らしいスタッフの尽力によって、間違いなく良い方向に向かっています。4月からは技師長も替わり、新体制になりますが、新たな形でより良いリハビリテーションを提供してくれると期待しています。15年間本当にありがとうございました。』

送別会ではリハスタッフの他、院内の関係者やオンラインでも縁のある方々が参加され総勢約60名で開催となり、寂しさもありましたが大変盛り上がりました。

村木さんの抜ける穴は大変に大きく感じておりますが、残してくださった功績を糧に、我々も負けないように頑張っていきたいと思います。スタッフ一同、これまで大変お世話になりました。村木さんの今後の益々のご健勝とご多幸、ご活躍をお祈り申し上げます。

2024年03月08日

広報活動


当院リハビリテーション部では、当院広報室の方々からのご依頼とご協力をいただき、『自宅で簡単!エクササイズ&ストレッチ』として、定期的に運動の紹介・発信をしております。
 今回は理学療法士の田中香凜がウェブマガジン『iNDEX』にて、『大腿四頭筋のストレッチ』をご紹介しております。
怪我や腰痛の予防も期待されますので、運動前や就寝前のストレッチにいかがでしょうか。
どうぞご覧ください。

 『iNDEX 東北大学病院ウェブマガジン』
https://www.hosp.tohoku.ac.jp/webmagazine/column/5626/

2024年03月14日

学会受賞

 

2024年2月4日に開催された、第27回宮城県理学療法学術大会にて、主任理学療法士の関口雄介が最優秀賞、理学療法士の千田涼人が新人賞をそれぞれ受賞しました。

それぞれの研究・症例報告については、過去投稿を下記リンクよりご参照下さい。
https://www.rehab.hosp.tohoku.ac.jp/posts/news52.html

以下、受賞者よりコメントです。

【関口雄介】
「この度は、最優秀賞をいただき、大変光栄に思います。この賞は、私一人の努力だけでなく、日々支えてくださる同僚、指導者、そして患者様方のおかげです。


私たち理学療法士の目指すところは、患者様一人ひとりの生活の質を向上させることです。この賞を受賞したことで、その目標に向かってさらに一歩進むことができました。


今後も、患者様のため、そして理学療法の発展のために、全力を尽くして参ります。皆様の変わらぬご支援、ご指導を心よりお願い申し上げます。

ありがとうございました。」

【千田涼人】
「この度は新人賞という名誉ある賞を頂き、光栄に感じているところです。患者様、査読者、学会運営者、共同演者の先生方、並びに発表までご支援下さった全ての皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

本発表は私自身初の学会発表を行ってみたいという気持ちから、準備をスタートさせました。各先生方のご指導のお陰で、最終的には発表までなんとか辿り着くことができました。

まだ1年目であり、日々の診療の中で分からないことも多いですが、今後も学会発表などを通して、自身の臨床推論能力を高めていきたいと思います。そして、より良い理学療法提供を行えるように日々研鑽を積んでいきたいと思います。」

2024年03月22日

仙台スタートアップスタジオ ハンズオン支援プログラム


当院のリハビリテーション部主任理学療法士、関口雄介が2023年度の「仙台スタートアップスタジオ ハンズオン支援プログラム」に採択されました。このプログラムは、仙台市と共同で、東北地方のスタートアップ、研究者、そして起業家の事業開発を支援することを目的としています。また、「TGA Festival 2024」の一部として組み込まれたデモデイ(令和6年3月15日)で、ピッチ発表を行いました。
演題は、「歩行評価 AI でリハビリテーションの質向上を目指すデータドリブン型リハビリテーションの構築」でした。半年間にわたり、メンターや協力者の皆様からのご協力を頂き、事業案や開発プロダクトをブラッシュアップしました。
関係者の皆様には、心から感謝申し上げます。今後も、更なる発展を目指して、努力を続けてまいります。

2024年03月27日

送別会

 

 


2024年3月18日、当院理学療法士の矢口春木さんと高橋晋平さんが年度末で退職の運びとなり、リハビリテーション室にて送別会が開催されました。
以下、退職されるお2人からの一言です。

【矢口春木】
この度、3月末に東北大学病院を退職し、4月から仙台赤十字病院に勤務することと致しました。
退職に伴い、担当の患者さま、職場のスタッフの方々、院内の様々なスタッフの方々には、大変ご迷惑をおかけ致しました。そして、励ましのお言葉、ご理解を頂きまして、誠にありがとうございます。
私は、東北大学病院に2013年10月から10年間勤務致しました。
東北大学病院とは、就職する前から縁があり、こちらで勤務できたことは、大変誇りに思っております。
多くの方々に支えられ、多岐に渡る縁を頂き、様々な知識を得ることができ、今があります。
これからもこの経験を活かして、次の職場でも励んでいきたいと思います。
また、東北大学には非常勤講師として在籍しておりますので、引き続き、関わりを持っていきたいと思います。
4月。皆様にとっても、良きスタートになることを願っております。

【高橋晋平】
2015年10月から8年半、皆様にお世話になりました。
素晴らしい方々に恵まれ、楽しく仕事ができました。心より感謝申し上げます。
これからは大学病院で学んだ知識や技術をスポーツ現場で活かしていきます。
本当にありがとうございました。


矢口さん、高橋さんともに、整形外科・神経ユニットの第一線でご活躍されました。リハビリテーション部一同、お2人の新天地でのご活躍をお祈りしております

2024年03月29日