第17回日本ニューロリハビリテーション学会
当院リハビリテーション部門の作業療法士である高中駿が、愛知県名古屋市で開催された第17回日本ニューロリハビリテーション学会にて演題発表を行いしました。
本演題は、慢性期の脳卒中患者の歩行メカニズムを、拡散テンソル画像と呼ばれる特殊な脳画像解析技術を用いて明らかにしたものです。従来の脳卒中患者の歩行研究は、療法士の観察や歩行速度、自立度など、結果の指標のみに基づく評価が主流でした。これに対し本研究は、3次元動作解析装置を用いた歩行の力学的評価と、脳画像による詳細な神経線維の評価を組み合わせた取り組みです。
この学術的な新規性と、今後期待される個別化リハビリテーションの発展に寄与する臨床的インパクトが高く評価され、優秀演題賞を拝受しました。
また本学会では、最先端のニューロリハビリテーションに用いられるロボット技術や支援機器に関する最新の知見も広く共有されました。今回得られた成果と知見を日々の診療に積極的に還元し、当院におけるより質の高いリハビリテーション医療の提供に努めてまいります。